2017年1月10日発売 Blue.64号 新刊案内
ながく疑問を抱いてきました。ツインフィンはもはや時代に取り残されたデザインなのだろうか? と。
1980年代以降、コンペティションの世界はトライフィン全盛の時代が長く続き、万能なクアッドもその存在感を増すばかり。
ともに優れたフィンシステムであることに疑いはなく、サーフィンの限界をバーティカル(垂直)からエアリアル(空中)へと引き上げる原動力となってきました。
いま本気でツインフィンで「勝とう」と思うサーファーはいないでしょう。……そう、それこそが答え。時がたち、ツインフィンは"勝つためのデザイン"ではなくなっていました。
ツインキールのフィッシュが輝きを取り戻した理由も、ボブ・シモンズが1949年に生んだデザインを現代流に解釈し、ミニシモンズが登場した理由も、勝つためではなく、進化の過程で置き去りにされつつあった愛すべきフィーリングがそこに詰まっていたから。
Blue.64号は、そんなツイン&デュアルフィンが歩んできた歴史と魅力を徹底検証。
1960年代から'70年代、'80年代へと至る流れ、フィッシュの誕生、シモンズとの関連性、そして現代へ……。
長く眠りについていたツイン&デュアルフィンには、秘められたポテンシャルがまだまだ残されています。
それはサーフィンの自由を体感するための2本の羽。じゃじゃ馬か、未完の大器か。
すべてのフリーサーファーに捧げる完全保存版です。
=CONTENTS=
■2FINS ツイン&デュアル 進化する自由の羽
■成長のロードマップ 越後将平@North Japan / 湯川正人&大橋海人@Vietnam / 軽部京介@Hawaii/ 小沼ようすけ@Guadeloupe / 金尾玲生@California
■春のウエットスーツ・コレクション!
■サーフサイド・タイムス 食、泊、作、癒、巡……暮らしを彩るサーフなヒント
■新作続々! 注目ブランドAtoZ
■ローレン・マロイのゆたかな生き方
■PES from RIPSLYME フィンレスに挑戦!
■新作続々! Blue. Shop etc..
【特別付録】 TCSS×Blue.コラボ・クッションカバー
Blue. vol.64
3月10日 On Sale
\1.157円+tax
= More Info =
Blue. Magazine
http://www.blue-mag.com